思い悩む獣医さん


食の安全とは?

食料自給率

« 「民主党の脱原発依存」信じていいのか? | メイン | 言論統制下の一人っ子たちの大騒ぎ »

2012/09/16

学術会議の提案を理解せよ

日本学術会議が、やっと本当の提言をしてくれた。原発から出る、高レベル放射性廃棄物は、地中深く埋めるとする国の最終処分案は安全ではないと、11日原子力委員会に提案をした。
使用済み核燃料を再処理した後に出る高レベル放射性廃棄物は、毎時1500シーベルトと人がわず3747507311か20秒で死に至る放射線を放っている。国は2000年、廃棄物をガラスで固め、地下300メートル以上の地層に埋める「地層処分」とするよう関連法で決めては見たが、処分地は未だ白紙のままである。

原子力委員からの要請で、学術会議が原子力や地質学や歴史、社会、経済など各分野の研究者などで検討委員会をつくっての、今回の提言である。

提言は、地震や火山活動が活発な日本列島で、万年単位で安定した地層を見つけるのは難しいと指摘している。当然である。

我々半可通のものでも、こんな基本的なことはすぐに思いつくことである。これまで検討されてきた最終処分地は、すべて地質学的にあるいは物理学の見地から選ばれたものではない。

過疎地で、人がいなくなって困っているところばかりである。いわば社会学的な観点から、検討、調査しているのである。原発そのものがそうである。

提言は、核廃棄物の量的なものなどが不明のまま、一部の関係者だけで原発の稼働や、ごみの処分を決めてきたことを指摘している。

更には、交付金がこうした問題を深刻にする結果になる、とも指摘している。その上で「政策をいったん白紙に戻す覚悟で見直すべきである」と結論している。

安全な処分方法が見つかるまでの数十~数百年の間は、地中深くではなく、いつでも移送できる形で暫定的に保管するよう提言している。保管を担う地域には交付金などで無理やり納得させるのではなく、保管地に政府機能の一部を移転して安全性への信頼を得るべきだと訴えた。

しかし、提言通りに将来的に、処分方法や最終処分場が見つかる保証などないのが現実である。我々は脱原発をしたとしても、とても大きな負の遺産を未来に残していることを、自覚しなければならない。

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.blog.ocn.ne.jp/t/trackback/150332/23678840

この記事へのトラックバック一覧です 学術会議の提案を理解せよ

コメント

 なんか民主党政権の洗脳のための残骸HPみたいだ。とくかく景気は民主党政権のころより良くなった。原発の不幸を、円安来たらしめる逆発想。これを賞してアベノミクスと世間はいっているのだ。

参議院選挙もまじかである。不思議なアベノミクス=すなわち、景気経済と日銀の機能、お札と国債。とても一般人には分かるまい。これが、
アベノミクスといえば「この印籠が見えねえかあ~」...ハハ~と黙り込んじゃう。まるで平成のオカルト呪文だ。
さて、食い物なければ生きられない大必須。盗んでも殺しても手に入れたい。
実は圧倒的多数の庶民を不景気にさらすことは意図的なのかな。
貧乏なら、みんな「金、金、金」金最優先。目先の金しか考えられない。ほかの原発、尖閣、消費税なんぞ「お偉いさんにお任せします」。緊急なのは「金、金、金」。
人心誘導は「金、金、金」。馬並みかな。馬に人参。

コメントを投稿

2014年7月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近の記事

最近のトラックバック

カテゴリー